サーバ移転が必要となる問題点
WordPressで制作したホームページを運用していると、ホームページを制作した初期には気づかなかった問題が発生し、その解決にはサーバ移転が必要となる場合があります。
ホームページの表示が遅い
WordPressは高機能であるが故に、ある程度以上のサーバの処理能力が要求されます。
サーバの処理能力が低い場合、ホームページの表示が遅くなり、ホームページの閲覧者が去ってしまう原因になる場合や、検索エンジンから品質の良くないホームページと判断され、検索結果の上位表示が困難になる場合があります。
ホームページを制作した初期は費用を抑えるために、費用重視で処理能力の高くないサーバを選択する場合もありますが、ホームページへのアクセスが増えると処理能力の低いサーバでは処理しきれず、ホームページの表示が遅くなってしまいます。
WordPressのバージョンアップができない
WordPressは、比較的頻繁にバージョンアップが行われ、不具合の修正や機能の改善が行われます。
大きなWordPressのバージョンアップの際には、WordPressの動作条件となるPHP(プログラム言語の一種)の対応バージョンが変わる場合や、対応するデータベースの種類やバージョンが変わる場合があります。
古いバージョンのWordPressであれば動作していたサーバが、新しバージョンのWordPressが要求する環境に対応できず、WordPressの更新をせずに古いバージョンのWordPressのままで使い続けることは、信頼性にもセキュリティにも問題を持ったままでホームページを運用することになってしまいます。
ホームページ制作会社の管理サーバ上に環境が存在
ホームページ制作会社にWordPressを使用してホームページ制作を依頼する際に、利用するサーバもホームページ制作会社が管理しているサーバ上にホームページを制作する場合があります。
ホームページ制作会社の管理体制がしっかりしており、責任をもってサーバのメンテナンスやホームページの更新等の管理をしてくれていれば問題ないのですが、何等かの理由でホームページ制作会社を変更したい理由ができた場合に、ホームページ制作会社のサーバ以外のサーバに移転する必要に迫られる場合があります。
利用しているサーバのサービス提供終了
レンタルサーバ事業者がサービス提供を終了してしまい、ホームページの公開を続けるためには、サービスの提供を終了するレンタルサーバから別のレンタルサーバへの移転が必要となる場合があります。
利用しているサーバの料金高騰
物価高騰や円安等の影響を受けて、利用しているレンタルサーバやドメインの費用の大幅な値上げが行われることも少なくありません。
利用するレンタルサーバを選んだ時点ではコストパフォーマンスの良く思えたレンタルサーバが、値上げを繰り返しているあいだに他のレンタルサーバの方がコストパフォーマンスが良くなるケースもあります。
サーバやドメインの更新費用は、毎年必要となる費用のため、コストパフォーマンスの良いサーバに移転しないと、長期間利用する間に大きなコスト差になってしまう場合があります。
WordPressのサーバ移転
HTML/CSSで制作されたホームページであれば、HTML/CSSのファイルを旧サーバから新サーバに移転して、DNS(ホームページを格納するサーバを示す情報)を変更すれば、ホームページのサーバ移転としては完了です。
WordPressで制作されたホームページは、ファイルやDNSの移転以外にもデータベースの移転や、データベースアカウント情報の設定など、WordPressの構造を知らないと難しい作業もあります。
WordPressのサーバ移転についての情報はインターネット上にも多数存在しますが、移転元サーバと移転先サーバの組み合わせによって手順の変更が必要になる場合もあり、自分でサーバ移転をしようとして失敗するケースも多いようです。
WordPressのサーバ移転料金
サーバ移転軽量プラン
33,000円(税込)
ページ数:20ページ以内
移行データ容量:200Mバイト以内
サーバ移転標準プラン
55,000円(税込)
ページ数:50ページ以内
移行データ容量:500Mバイト以内
サーバ移転標準プラン以上の容量の場合
別途お見積りいたします。
ご相談ください。
サーバ移転費用お支払い方法
詳細な金額は、ご要望を伺った後に見積書を発行し、ご確認いただきます。
契約時:50%をお支払いいただきます。(入金確認後の作業着手となります)
納品時:残金をお支払いいただきます。(請求書発行日の翌月末までに入金をお願いします)
入金方法:現金または銀行振込
サーバ移転期間
半月から1か月
※弊社繁忙期の場合やクライアント様がお急ぎの場合は、別途調整させていただきます。
移転先サーバの準備
移転先サーバの準備はクライアントの作業となります。
移転先サーバの準備が完了してからサーバ移転作業に着手となります。
サーバ移転料金に含まれるもの
コンサル費用 | クライアント様の希望を伺い、移転先サーバのご提案やサーバ移転手順をご提案します。 |
Webサーバ準備 | レンタルサーバ事業者との契約、ドメイン取得のサポートを行います。 ※レンタルサーバ契約、ドメイン契約自体はクライアント様ご自身の名義で行っていただきます。 |
WordPressシステム設定 | Webサーバ上でWordPressが利用できるように設定します。 |
DNSサーバ設定 | サーバ移転のタイミングで、ドメイン名に対応するサーバの設定を旧サーバから新サーバに設定変更します。 |
瑕疵責任による無償対応 | サーバ移転後1カ月間を瑕疵責任期間とし、弊社の瑕疵責任による対応を無償で行います。 ※クライアント様のサーバ手配の不備や確認不足は瑕疵責任の範囲には含まれません。 |
クライアント様サポート | サーバ移転後1カ月をサポート期間とし、操作方法等についての質問に対応いたします。 ※別途、保守契約をしているクライアント様は保守契約期間中はサポート期間として対応いたします。 |
サーバ移転料金に含まれないもの
Webサーバ費用 | 移転元および移転先のWebサーバの費用、ドメイン費用は制作料金に含まれておりません。 契約手続きのサポートはさせていただきますが、契約はクライアント様名義でお願いいたします。 XserverまたはXserverビジネスのご利用がお薦めです。 |
メールアドレスの移転費用 | 旧サーバで利用していたメールアドレスを、新サーバに移転する費用は移転費用に含まれておりません。 移転するメールアドレスの数等により、別途お見積りさせていただきます。 ※メールアドレスの移転はできても、メールデータの移転はできません。メールデータはクライアント様ご自身で保存・移転をお願いいたします。 |
SSL化費用 | SSL化されていないホームページを、サーバ移転時にSSL化する場合の費用は移転費用に含まれておりません。 サーバ上のデータを確認した上で、別途お見積りさせていただきます。 |
ドメイン名変更費用 | サーバ移転の際にドメイン名の変更を行う必要がある場合は、サーバ上のデータの確認をした上で、別途お見積りさせていただきます。 |
お勧めのレンタルサーバ
2023年 5月時点での弊社がお勧めするレンタルサーバは、
Xserver:個人のホームページやブログ、小規模な業務用ホームページの構築
Xserver Business:一般的な業務用ホームページやネットショップサイトの構築
です。
弊社のホームページは、「Xserver Business」を利用しています。
ご質問やご相談等、お気軽にお問い合わせください。089-997-7202営業時間 火曜 - 金曜:10:00 - 17:00
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